あばら骨健康療法

腱引き 二生院

 背中の痛みがなかなかとれない
腰がいつまでたってもよくならない
肩や首のしつこい痛みに悩まされている
 そんな経験をお持ちではありませんか

整体へ行ってもなかなか痛みが取れない。

 病院では症名がついたけど、痛み止めが出ただけ、そんな方も多いかと思います。

 実は、そんなときに悪さをしている部位があるのです。

あばら骨健康療法について、次の順序でお話しますね

・なぜ痛みがなかなか取れないか

・あばら骨周辺の重要性

・あばら骨健康療法の実践


・なぜ痛みがなかなか取れないか

〇痛いところをいくらさわっても痛みは楽にならない

 痛い箇所というのは、痛いご本人が一番よくわかるはずですね。

 当然、自分で痛い箇所を探し出してもんだりさすったり、マッサージ器をあてたり、場合によっては高いお金を払って電気を当てたりしていると思います。

 でも楽にならないので、病院へ行ったり整体やマッサージへ行ったりしていますね。

 さらにはマッサージ屋さんで痛みのある個所をうまくもんでもらうのですが、その時は気持ちよくても結局納得のいく結果にはならないことが多いと思います。

 つまり、痛いところをいくらさわっても痛みは楽にならないということですね。

〇痛いところに原因は無い

 ではなぜ、痛いところをいくらさわっても痛みは楽にならないのでしょうか。

 それは、痛いところに痛みの原因が無いからですね。

 痛みの原因がないところをいくらさわっても、どんな優秀な治療器具をあてても、どんなに優秀な治療法を施しても、原因に届かなければ痛みは楽にならないのは当然ですね。

〇痛みのメカニズム

 多くの場合、痛みが生じるのは、痛みのある場所とは別のところから筋膜を通じて引っ張られているため痛みが生じています。

 ですので、痛みのある個所にいくら優秀な療法を施しても、引っ張っている状態が解消されていない限り痛みは続いてしまうわけです。


〇原因のある場所

 ではどこが引っ張っているのでしょうか。

 痛みは多くの場合からだの後面に生じます。

 肩、腰、背中などがそうですし、首や頭が痛い場合も主に後面がきついと思います。

 ではその後面を引っ張っているのはどこでしょう。

 人間の体は、主に前に曲がるようにできていますね。

 つまり、後面を引っ張るのは、からだの前面である、おなかや胸なのです。

 ですので、腰痛にしても肩こりにしても、おなかや胸を置き去りにしていてはなかなか楽にならないわけです。


〇原因にアプローチする

 単純なマッサージと整体の違いは、この原因個所まで突き止めてアプローチするということを行うかどうかにあります。

 これで、多くの肩こり、腰痛は楽になるのですが、整体業をやっていると、これだけではなかなか楽にならない痛みのお客様も結構いらっしゃいます。

・あばら骨周辺の重要性

〇なかなか楽にならないのはあばら骨周辺のせい

 そこで登場するのがあばら骨です。

 あばら骨はからだの前面から後面まで上半身の多くの部分を包むように覆っています。

 このようなあばら骨の性質上、からだの前面と後面をつなぐ形にもなっています。

 考えようによっては、あばら骨の前半分はおなか、後ろ半分は背中とも考えられます。

 そのあばら骨の間には肋間筋という筋肉があって、これが緊張するとおなかや胸と同様に背中や肩を引っ張ってしまい、痛みの原因になってしまうのです。

 さらに、あばら骨の表面には腹斜筋という膜状のおなかの筋肉があり、これが他の腹筋同様、緊張するとやはり背中や肩を引っ張ってしまいます。

 

〇あばら骨周辺に緊張があるとなかなか楽にならない

 このようにして、あばら骨とその周辺の筋肉の緊張が背中や肩などからだの後面の痛みの原因に加わってしまうわけです。

 このため、背中や肩の痛みを楽にしようとしてお腹や胸をほぐしたとしても、あばら骨周辺の緊張が残っているといまひとつ楽になりきれないという結果になってしまうわけです。


〇あばら骨健康療法

 このようなあばら骨周辺の筋肉や筋膜にアプローチすることにより痛みを楽にしていく方法をあばら骨健康療法と呼んで実践しています。

 私が実践している筋整流法腱引き療法には、胸骨周辺で肋間筋へアプローチする技があります。

私は、さらにアプローチする範囲をあばら骨全体に広げることで、背中や肩、首、腰などさまざまな痛みに対応できるようになりました。

・あばら骨健康療法の実践

〇あばら骨健康療法のやり方

 さて、理屈は分かったとして、ではどうやったら楽になるのでしょうか。

 できれば自分でできる方法があるといいですよね。

 自分でやる方法はありますが、先ほどの説明のとおり、まずおなかや胸を緩めることが前提です。

 これにさらにあばら骨周辺も緩めるようにしましょう。


〇セルフ療法

 まず自分でやる方法です。

 筋肉や筋膜を緩めるにはマッサージで緩める方法もありますが、自分でやる場合はストレッチが一気に緩められるので便利です。


〇まずはおなかと胸を緩める

 ストレッチのやり方も特に難しい方法やポーズはいりません。

 まずはおなかや胸を緩めますから、ラジオ体操でやる後屈が有効です。

 でも、ラジオ体操でもそうであるとおり、通常前屈から入るのが一般的ですので、まずは軽く前屈から入りましょう。

 次に後屈です。

 いずれも勢いをつけてぐいぐい曲げるのではなく、ゆっくりと曲げながら10数える感覚で大丈夫です。

問題は形ではなく、伸ばしている筋肉を意識することです。

 目的を意識するということですね。

 後屈では、おなかや胸を意識します。

〇あばら骨周辺の緩め方

 この前屈、後屈でもあばら骨の周辺は伸ばされてはいますが、最も効果が出るのが、次の側屈です。

 側屈は、前後屈に比べて地味な形ですが、それだけあまり顧みられていなかったと言えるでしょう。

 でも、これを抜かしては真の効果は望めません。

 側屈の際も、脇腹から脇の下までをじっくり伸ばすように意識してください。

 特に肩甲骨から首周辺に痛みのある方は脇の下が大事になります。

 この部分は実際さわってもとても痛みが待っている部位ですので、じっくり丁寧に伸ばしてください。


〇あばら骨健康療法の注意点

 さて、自分でやってもいいのですが、なかなか取り切れない場合は、整体などでやってもらうのがいいと思います。

 ただ、整体などではあばら骨周辺をさわることはあまりないので、注意点があります。

 あばら骨のほとんどは胸の骨と背骨にくっついているので結構固いのですが、一番下2本は胸の骨にはくっついていないため、比較的折れやすくなっています。

 ですので、この2本の周辺を緩める場合は注意が必要になります。

 ご自分でさわる場合も無理はしないようにしましょう。

 いずれも、自分でやるわけですから自己責任ですので、痛くない程度に無理のない範囲で行ってください。


〇好転反応(もみ返し)にも注意を

 また、いままで悪いなりにバランスが取れていた筋肉や筋膜をさわるわけですから、どうしても動かした反動が出てしまいます。

 好転反応ですが、いわゆるもみ返しです。

 さわり方にもよりますが、場合によっては2~3日あばら骨周辺に痛みが出る場合がありますので、その辺を念頭に入れておいてください。

 このようにしてあばら骨周辺を緩めれば、からだがとても軽くなると思いますよ。

 試してみてください。

あばら骨健康療法を受けられるのは

腱引き 二生院だけ

Jazzの流れる静かな空間で、あなただけの時間を

料金

◎初回お試し 1,980円  

◎基本料金 5,000円

◎ 高校生以下 一律1000円 (要付き添い)

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